自らコントロールできない悪性ストレスは「現実認知」と「過去記憶や未来予知」を混同することから生まれるのです。
過去に果たせなかったことがあると、それを思い出し「今度もダメだろう」と思ってストレスを感じてしまうのです。
過去は過去であって未来のことはわからないに、未来も過去と同じようになると考えてしまうのです。
こういう心の動きを「条件づけ」といいます。
箱の中にラットを入れて電気ショックを与えると、次に同じ箱にいれたとき、電気ショックを与えなくともラットはひどくおびえてストレスを感じてしまうのです。
たとえば、ある乳がんの患者の女性は、どういうわけか毎年6月になると体調がおかしくなって免疫力が低下していたのです。
聞いてみると主治医に「今度乳がんの影が出たら、あと3ヶ月の命」と言われたのが6月だったという言うのです。
その時の恐怖心を記憶していて、6月の梅雨シーズン特有の湿度や温度が感覚器官を通じて情報として入ってくると、条件づけられた当時のイメージを思い起こして体調が悪くなったのでした。
脳というのは、このように「思い込みぐせ」をもっているのです。
SATでは、この脳が記憶しているイメージ、条件づけられたイメージ、学習イメージをマイナスからプラスへ、嫌悪感から報酬系へと変えていきます。
悲しく暗いを明るく嬉しいものへと書き換えるのです。
脳がつくりだすイメージが変われば、現実認知が変わり、物事をポジティブに見ることができるようになるのです。
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